はい、TAKAさんです。10月20日の週あたりからポツポツと日本でもV10アップデートの配布が始まったようです。このブログを書いている10月28日現在、私のモデルXにもモデル3にも配信されてはいないのですが、一部のモデルS・Xユーザーの元にはもう届いているみたい。私も自分のクルマに配信されるのを心待ちにしています。
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V10では何ができるのか?
動画にもしたのですが、川崎のテスラストアで偶然V10に触れる機会がありました。事前に皆の期待が大きかったのが、「Youtube」「Sportfy」あとは「ゲーム」関係かな?って感じ。それと運転中の周囲表示の変更(ぐるっと360度視点を変えられるヤツ)も話題に昇ってましたかね。以下の動画でも簡単に触れているので興味のある方はチェックしてみてください。
噂によると、今回の変更点は18項目くらいあるようです。そこで問題になってくるのが、ハードウェアによってできる事・できない事が出てくるって点。関心があったYoutube、私のモデルXではV10がきても利用できない事を知りちょっとショック。。。セントリーモードの録画とかも、モデル3ではできるけど、残念ながら私のモデルXは対応していなかった。「もしや?」と思ってたら案の定。うーん。早くも型遅れ感がバリバリ出始めてます(笑)
何が違うとそうなるの?
ハードウェアの違いには2つの要素があります。一つはMCU(車載コンピューター)でもう一つがAP(オートパイロット)のバージョンです。
今の所MCUは2種類。MCU1と2です。MCU2は原則として2019年4月以降生産された車両に搭載されています(稀に例外があるので注意が必要ですが)。それ以前のモデルはMCU1です。
APは5種類。Pre-AP、AP1.0、AP2.0、AP2.5、AP3.0です。これも生産時期により異なります。詳しくは省略しますが、ざっくりいうと2017年春頃からAP2.0、2018年夏頃からAP2.5、2019年4月以降、現在はAP3.0です。全車種同じ時期に変更が加えられてます。
MCUはパソコンで言うCPUなので、処理できる能力に差が出ます。V9の時からすでに、「ビーチバギー」のゲームは私のモデルXでは遊べませんでした。処理が追いつかないからだと思います。 V10からはさらにこのMCUの違いでできない事が増える感じですね。「Youtubeが見れない!」ってのもこの関係。
自分のクルマは何ができないのか?
これ、気になるでしょ?私も気になりました。「どうなんだろ?」って思ってる時に、海外のテスラオーナーが一覧表を作成してくれている?と言うツイートを見かけてチェックしてみた表が↓
とても分かりやすく纏められています。こうやって一覧で見ると一目瞭然。古いハードウェアになればなるほど、できる項目が少なくなってる感じ(ちなみに一番左はユーロモデル全般なので、法規制によりスマートサモンはできない、となってるのかと勝手に想像)「Youtube」や「Netflix」は4列目の「Tesla Theater」の項目に含まれます。
完全自動運転オプションをつけていれば、古いクルマでも、時期が来れば(いつ来るかは不明w)APのバージョンは3.0に変更されます。が、MCUはそのまま。有償でMCUアップデートできるようにするとイーロンマスク氏のツイートに期待です。
安心してください。入ってますよ。
ちなみに日本に来ているモデル3はほぼ100%MCU2+AP3.0の組み合わせです。ごく稀にAP2.5の個体があるとかないとか言われてますが、ほぼ99%MCU2+AP3.0だと思われます。日本でAP2.5のモデル3があったら、超レアものですね。私はそんなんいらんけど(笑)
Youtube・Netflixは駐車中しか観れません
ちなみに駐車中しか観れないです。安全性や法規を考えると当然ですが。日本車でもテレビは基本停車中(サイドブレーキ引いてる間、とかね)にしか観れないのと一緒です。テスラと他のクルマで一つだけ大きく違うのが、テスラはチートができない事。私の経験ですと、他社ではサイドブレーキにアースを落としたり、後付けのドングルをつけたり、そもそもコーディングでチートしたりすれば走行中も映像画面を観る事ができますが、テスラでは簡単には行きません。残念ながら(笑)※10/29追記