はい。TAKAさんです。
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テスラに搭載されている対生物兵器モード
昨日動画で検証したテスラモデルS・Xに搭載されている「対生物兵器モード」ですが、これホントに凄かったです。「車内を陽圧(正圧)」にする事により、HEPAフィルターからのみ空気の出入りをさせる、強制フィルタリングさせる事で空気中の粒子状物質等を99.97%取り除く、というアニメのような機能なのですが、正直マユツバモノだよな〜と感じていました。あまりにも現実とかけ離れた表現を使うと、訴訟大国アメリカだけに直ぐに餌食になるから、多分きちんと機能してるんだろうな…程度の認識で。
実際にとんでも無く空気の悪いところって私の周囲にはあまりありませんし、前をディーゼル車が走っている程度ではイマイチ効果が分かりづらいですからね。ちゃんと機能してるかずっと検証してみたいところでした。
どんな手段で煙を焚こうか?
で、今回ですよ。どうせなら絵面的にも面白いもので煙がモクモクする事。さて、何で煙焚こうか?と考えておりました。モデルXの周りで煙玉にどんどん着火する?とか、サンマ10尾も炭火で焼いたろか?とか(笑)
花火や発煙筒を使うと非常に簡単なのですが、あまり煙モクモクにすると大変な事になりますよね。地元の消防署に是非の照会、可能であれば場所日時、内容を届け出て許可貰わなきゃな、とか結構大ごとになりそうな雰囲気。「うーん。どうしよか」と思いあぐねていた時に、閃きました!最近ご無沙汰だったドリフトのタイヤスモーク。「これは使える!サーキットだからついでに念願の0-100・0-150km加速も検証できるぞ!」と一石二鳥の解決策を思いついたのです。
そこからドリフト仲間に連絡、日時調整。雨に降られたらタイヤから煙が出ないので天気が一番心配だったのですが、快晴に恵まれて無事収録完了と相成りました。
HEPAフィルターと陽圧効果は凄かった
で、本当にビックリしたのがフィルタリングの効果の高さ。周囲は煙でモクモクでしたが車内には一切入ってこない。匂いもしない。「こんなに効果があるんだ」と感じましたね。車内の気圧を測ってみたのですが、実際気圧が上がってる。本当に陽圧になるんです。車内の方が気圧が高い。すると天気と同じで車内から空気が吹き出す形になるんですね。ドアやらトランクやらの少しの隙間から空気を吸い込まなくなるんです。開口部であるHEPAフィルターを通しての車外との空気のやりとりになる訳。これが効果の秘訣なのかな、と。
ついでに別な検証ネタも発見しました(笑)
動画を公開した後に「車内の匂いや空気も綺麗にするの?」とコメントを頂きましたが、理屈で言えば車内の空気もHEPAフィルターを通るから、清浄される、で間違いはないはずなんです。今度はその辺りを検証しようと企んでいます。でも手段がなかなか難しい。車内で花火焚くわけにもいかないし(笑)これについては少し妙案を思いつくまで考えてみようと思います。
で、私の感想。正直オススメです。
テスラの「対生物兵器モード」かなり効果ありですよ。花粉の時期などにその効果を存分に発揮してくれると思います。ウイルスなど微小なモノがあるようで、全てのモノを浄化してくれる訳ではなさそうですが(笑) 残念ながらモデル3には搭載されていないのでモデルS・Xに限られますがね。
じゃ、また。
参考
テスラHPに詳細なリポートがあります。作っているメーカーの言う事なので、彼らの表現から多少の引き算は必要かと思います(笑)
ps://www.tesla.com/jp/blog/putting-tesla-hepa-filter-and-bioweapon-defense-mode-to-the-test